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ななつぼし米の味はまずいかうまいか?パサパサ?評判を調査

北海道産の「ななつぼし米」は道内での生産量も多く人気のあるお米である一方、まずいという評価もあるようですが実際のところどうなのでしょうか。

今回はななつぼし米の味はまずいかうまいか?またはパサパサなのか?など評判調査を含めてお話を進めていきたいと思います。

目次

ななつぼし米とは

原産は北海道

ななつぼし米は「コシヒカリ」が親となる「ひとめぼれ」と北海道内の系統種を掛け合わせて育成された品種となり、北海道内では定番のお米として確立しています。

北斗七星をはじめ星々が綺麗に見える北海道において、輝きを持って欲しいという願いから「ななつぼし」と命名されました。

栽培ににおいても耐冷性に優れるため北海道内での生産量だけでなく、消費量においてもトップクラスとなっています。

程よい甘みと粘り

特徴として程よい甘みと粘りを持っており、食味バランスも優れた品種といえます。

炊き立てにおいては「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」にも引けを取らない味わいとして高い評価を受けているようです。

冷めても美味しい

冷めたお米は味が落ちてしまうことがありますが、ななつぼし米は冷めても味が落ちることなく美味しく食べられるということでお寿司やおにぎり、お弁当などに加えカレーや丼ものにも合うようです。

価格帯について

ななつぼし米の価格帯はおよそ以下のようになります。

  • 2kg….1000円〜2000円ほど
  • 5kg….2000円〜3500円ほど
  • 10kg….3000円〜4500円ほど

価格についてはあくまで目安となり上記の値段よりも安いものや高いものなども有って、通販などでは送料が加算されたりします。

北海道米について

良質な米作りを目指して

1980年に「良質米の早期開発」というプロジェクトが始まって、1988年に誕生した「きらら397」によって北海道米に対する注目が集まり始めます。

その後2001年に「ななつぼし」、2008年には「ゆめぴりか」といった人気品種が誕生しました。

北海道産のうるち米

北海道米には「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」以外にも良質なうるち米があります。

  • ふっくりんこ….その名称が米のふっくらとした食感をイメージした道南地域から広まった良質米
  • ほしのゆめ….きらら397と他の品種を掛け合わせており、冷めても美味しいお米
  • おぼろづき….もっちりとした粘りと甘みが特徴
  • えみまる….甘みや硬さ、粘りなどのバランスが良い比較的新しい品種
  • きたくりん….ふっくりんこと他の品種を掛け合わせた食味バランスの整ったお米
  • あやひめ….北海道米の中でももっちり感が圧倒的に強い低アミロース米
  • 大地の星….甘みは少なくしっかりとした硬さがあるので冷凍食品の加工用に最適
  • そらゆき….外食業務用向けに開発されたお米

特Aランク

特Aランクとは一般財団法人日本穀物検定協会が毎年行うお米の食味検定において、5段階評価の中の最良ランクを意味します。

ななつぼし米は平成22年度産より令和3年産に至るまで特Aランクを受賞し続けており、令和3年産ではななつぼし米の他に、「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」が並んでいます。

ななつぼし米の美味しい口コミ

おにぎりにして美味しい

ななつぼし米は程よい硬さと粘り、そして甘みだけでなく冷めても味が落ちにくいということからおにぎりにしても美味しいという口コミや評判も多く見受けられます。
冷めても美味しいわけですから、炊き立てで握ったおにぎりも食べてみたくなりますね。

お弁当に最適

おにぎりにしても美味しいななつほし米はお弁当としても大活躍しているようで、ツイッター以外のサイトレヴューでもお弁当に最適という感想が多く見られました。

カレーにして美味しい

冷めても美味しいということからおにぎりやお弁当に最適なのは間違いありませんが、ななつぼし米はツイートのようなカレーと合わせてもおいしさが引き立ちそうです。
和食に合うという評価も多いのですが、カレーも断然アリですね。

残りご飯も美味しい

炊き立てのななつぼし米を味わった翌日に、残りご飯でチャーハンにしいてもお米としてのおいしさを味わえるということですね。
粘りの強いお米だとチャーハンを作るときにうまくパラパラ感を出すことが難しいこともありますが、ななつぼし米は残りご飯の使い方の幅を広げてくれそうです。

ななつぼし米のまずい口コミ

鮮度が落ちている?

ななつぼし米に限った話では無いかもしれませんがお米にも鮮度というものがあり、美味しいお米の目安としては精米日から1ヶ月です。
お米も生鮮食品なので劣化していきますし夏は高温多湿、冬は乾燥によって影響を受けて本来の味が失われる可能性があります。
相場より安い値段の場合は、お米の袋に記載されている精米日に対して経過日数を確認してみるのも良いでしょう。

味の好みが分かれる可能性

お米に対する美味しい不味いは鮮度によることだけでなく、品種の特徴性で左右されることも大きいと言えるでしょう。
普段からお米の味に少しでもこだわりがあれば、ななつぼし米の味が合わないということも考えられます。
ツイートではタイ米並みという感想を持たれているので、パサパサした味に感じたのかもしれません。
パサパサしているという感想は他の口コミにもあるようですが、ななつぼし米の特徴が好みに合わないという人の割合も一定数いるということですね。

北海道米の比較と好み

同じ北海道米の特Aランクとなる「ゆめぴりか」と比較して好みを分けているレビューも見受けられました。
ななつぼし米に比べて甘みが濃く、よりもっちり感が特徴なので「ゆめぴりか」を好む人にとってはななつぼし米が物足りない味に感じてしまうのかもしれません。

北海道米の悪いイメージは過去のもの

きらら397をきっかけに

1980年に「良質米の早期開発」というプロジェクトからその後に誕生した「きらら397」という品種をきっかけに、それまでの低い評価の続いた北海道米のイメージが変わり始めました。

広大な北海道では同じブランド名でも品質にバラツキがあったため、長い時間を要して品質管理の統一に努めるのにもかなりの苦労があったようです。

その苦労を超えて「きらら397」の大ヒットから北海道米の種類は増え続け、現在では特Aランクの品種を生み出すまでに至りました。

米どころとしての確立

一昔前の北海道米は「ヤッカイドウ米」などと揶揄されていた時期があったようですが、もともと北海道は米の栽培には向かない環境とされていました。

しかし、栽培研究や品種改良などを絶えず重ねてきたことによって品質も向上し米の生産量は増加し、2021年現在において米の収穫量は1位の新潟県に次いで北海道は2位となっています。

米の生産量だけでなく美味しい品種も人気なことから、米どころとして確立していると言えるのではないでしょうか。

機内食に選ばれたななつぼし米

2013年にすでに特Aランクを獲得していたななつぼし米が、ANA国際線ビジネスクラスの機内食に選出されるという出来事がありました。

北海道内での生産量の高さや味の評価などを含めて多くの支持が集まった結果のようです。

提供期間は2013年の12月から約3ヶ月ほどでしたが、国内外の多くの人にその味を知ってもらうことになったのは間違い無いでしょう。

サイトリンク:北海道米「ななつぼし」がANA国際線 ビジネスクラスで採用決定!

まとめ

今回は北海道産のななつぼし米の味の評判を含め色々とお話を進めてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ななつぼし米の味の評判はおおむね美味しいという意見が多く、まずいという意見はここ最近のものでは非常に少ない印象を受けました。

もちろん、どんなに人気があって特Aランクのななつぼし米であっても味の好みは人それぞれだと思います。

また精米日から日にちが随分と経過したものであれば鮮度も落ちてしまい本来の味では無くなってしまうのも、まずい原因の一つになってしまいます。

これはななつぼし米に限ったことでは無いかもしれませんが、購入する際は精米日を確認するというのが美味しいお米を選ぶ手段の一つと考えても良いかもしれませんね。

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